みなさまこんにちは！
男娼ナギサの美人秘書、孔小路麗華（あなのこうじれいか）です。
さてさて、ナギサ社長の日記の続きです・・・
都京大学物語-29
ちょっとイタかったけど・・・気持ちよかった・・・
愛棒を抜くと秋香と目が合う。
見詰め合ってるうちに
オレの目にも自然と涙が溢れ出してきた・・・
「どうして・・・泣いているの？」
「それは・・・嬉しいからだよ」
ただ、実際にはオレの胸中では
バージンをくれた嬉しさと、秋香に対する痛々しさが交錯していた。
「ごめんなさい、私こういうの初めてだったから
どうしたらいいかよく分からなくて・・・」
「笑えば・・・いいと想うよ」
秋香の青白い顔に不器用な笑顔が戻る・・・
オレと秋香は自然とクチビルを軽く重ね、
出会った頃からの他愛もない話がはずむ・・・
やがて秋香はオレの胸の中で胎児のようにカラダを丸め、
オレも同じようにカラダを丸めて秋香を抱きかかえながら、
いつの間にか二人とも眠りに就いていた・・・
おはよう・・・
翌朝・・・どちらからともなく目を覚まし、軽く口付けをかわす。
口と鼻の間に生えている秋香の産毛さえ心地よかった・・・
ところが、オレは秋香の顔を見て驚いた。
顔のあちこちに薄赤い血痕がついている。
いや顔だけじゃない・・・
肩、胸、その他カラダのあちこちに、
そしてオレの手にも血痕がベタベタ・・・
秋香の血が付いた手であちこち触ったのだろう・・・
シーツにもあちこちにピンク色や赤黒い色のシミが付いていた。
ボボボボボ・・・ブルゥン・・・
いけない、ママが帰って来た！
マジ？！
早く服を着て！！！
オレは秋香に言われるまま、慌てて服を着て玄関の靴をとり、
バスタオル１枚巻いた血だらけの
秋香に案内されて勝手口に向かう・・・
ガチャ・・・ただいま～、ぁら、誰かいるの？？？
秋香ママと秋香の祖母が玄関から入って来た直後、
秋香はオレを勝手口から出してくれた。
オレは必死で走り、近くの公園で血のベットリついた手を洗った。
爪の間に入った血がいつまでたっても取れなかった・・・
そして秋香は血だらけの姿でママに見つかったに違いない・・・
その後、秋香との連絡はバッタリ途絶えた・・・
都京市で秋香を見た者もいない。
風の便りによると、秋香ママは秋香をオレから引き離すべく
秋香を東京の予備校に入れ、
秋香は２浪した後に東京腐女子医大に合格したらしい・・・
それでは、みなさま、ご機嫌よう！
都京大学物語・・・終わっちゃった・・・(^^;)
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