都京大学物語-14 「はじめての火野家」
「秋香・・・」
そこには笑顔を忘れた秋香が立っていた・・・
「ぁのぅ・・・どうだった???」
「受かったよ」
「そぅ・・・おめでとう」
「ありがとう、秋香は・・・?」
「一人で見に行くのが怖くて・・・」
「ママ・・・は?」
いつも秋香にピッタリ張り付いている秋香ママの姿が見えない・・・
「親戚に不幸があってママもおばあちゃんもそっち行った・・・」
オレと秋香は秋香の受験した都京大学医学部の合格発表を見に行った。
が、残念ながら秋香の受験番号はそこにはなかった・・・
もともと青白い秋香の顔からさらに血の気が引いていく・・・
「ど・・・どうしよう・・・ママに叱られる・・・」
秋香の華奢な肩が震えている・・・
「・・・」
オレはどう応えていいのかわからないまま、
その場に立ち尽くすしかなかった。
「お願ぃ・・・私を・・・1人にしないで・・・」
オレは秋香に連れられて秋香の家に向かう・・・
秋香の家は秋香の通っていたムダ女から都京市市街を挟んだ反対側、
嵐山に近い高級住宅街にあった。
それでは、みなさま、ご機嫌よう!
「入って・・・今日はママもおばあちゃんもいないから・・・」
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